二子玉川と成城学園の間、多摩川近くの閑静な住宅街に建つ、鉄骨3階建ての住宅です。
必要な居室のみ最小限の壁で仕切り、出来る限りの単一空間で構成しました。
鉄骨ならではの無柱(むちゅう)空間が内包されています。
3つのマテリアル(素材)の外観
北側は白を基調とした外観に、3階部分の茶色のリシン、階段部分のガラス、サービスバルコニーの手摺の木、それぞれがそれぞれの仕上げの特徴にあわせた色で色づけし、楽しい表情を見せています。 3つのマテリアル(素材)がそれぞれ個性的な表情を見せてくれます。 |
開かれた南側外観
北側に対して南側はすっきりとした白になっています。畑に面して2階にはLDKと一体化したテラスが、3階には空に広がるテラスが。
2階のテラスは壁、天井に囲まれた落ち着いた雰囲気で、3階のテラスでは遠くに富士山が望めます。夏は花火まで。
落ち着いた雰囲気のエントランスホール
十分な広さのエントランスホールは20人ほどの来客に対応できます。 ホールを飾るシャンデリアはオーナーが経営するアンティークショップのもの。建物内のそこかしこに、楽しい表情を見せてくれます。 シックな雰囲気を演出してくれるシャンデリア。 オーナー経営のアンティークショップはこちら。 |
お客を迎えるトイレ
1階の玄関ホールに面するこのトイレは、訪問客が気持ちよく使っていただけるよう、広めで楽しい空間になっています。
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ワンルームになる1階居室
1階の廊下、寝室、和室はひとつの空間として使用できるように間仕切りをなくし、引き戸だけで構成しました。鉄骨造による無柱(むちゅう)空間がなせる技です。 |
機能的なホテルスタイルの洗面浴室
洗面室、浴室、テラスと直線に配置したこの水廻りは十二分な広さを感じ、さらに、奥のテラスからの光が奥行き感も増しています。 すっきりとしたデザインで、ホテルスタイルの優雅さを見せています。 |
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大きく開かれた無柱(むちゅう)空間
窓に向かって斜めに上がる天井は、最高高さ約3.8m。 | ||
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無柱(むちゅう)空間のLDK
2階はひとつの無柱(むちゅう)空間でLDKを構成しています。
LDK側からダイニングキッチンを望むと機能的な要素が集約され、また、天井の高さも低くなっていることから、
壁、柱のない無柱(むちゅう)空間でありながら、ゆるい区切りができています。
テラスと一体化したLDK
木製の建具を開けると、大きな開口が。
テラスと一体化して、大人数でのバーベキューパーティーなど可能になります。
浮かび上がる鉄骨階段
大空間の中にあるこの階段は、出来る限りすっきりと段板だけ浮いたイメージにしています。 無柱(むちゅう)空間に存在感のない存在です。 |
階段スペースのギャラリー
階段スペースは単に昇降するだけでなく、ギャラリーとして目を休ませてくれます。 照明器具もアートのひとつになります。 オーナー経営のアンティークショップはこちら。 |
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スキップフロアの3階
3階はスキップフロアで、3段階の段差が付いています。これが、2階LDKの斜め天井を生み出しています。 廊下の突き当たりは屋上テラス。天気の良い日は富士山も望める絶景スポットです。屋上テラス。夏には多摩川の花火が望めます。 |
屋上テラスにつながる主寝室
主寝室のベッドの高さに合わせて、屋上テラスのレベルを変えています。ベッドに寝転がると、目線にテラスが広がり、気持ちよい伸びやかさを体験できます。
アンティークのチェストが雰囲気を出しています。 オーナー経営のアンティークショップはこちら。 |
このページの写真は、特記を除き全てライトウェイ澤登氏撮影によるものです。